二つの菌根菌で
完全無農薬栽培出来る!
農業100年に一つの大発明かもしれない。
全世界で完全無農薬栽培を継続的に成功出来る技術は一つもない。
植物は動くことが出来ない。
病害虫と常時戦わなくてはならない毎日である。
ということは、農業は病害虫との戦いに明け暮れる職業であるといえる。
食糧飢餓より先に・・・自分の経営の持続との戦いである。
だから・・・多くの収穫が期待できる化学農薬、化学肥料に依存する。
至極、当然のことを…これまで行ってきたに過ぎない。
しかし、残留農薬、硝酸態窒素の問題は、健康に影響する事態になり、
食糧不足も大問題であるが、健康への影響も大問題であるという非常に重い課題を、
21世紀の世界社会は解決しなければならなくなった。
現在、この二つの課題を解決できる農業技術は、全世界で一つも開発されていない。
解決したのはACT技術のみである。
白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌。
二つの菌根菌を使用することで解決した。
なぜ???
完全無農薬栽培出来るのか。
野生の植物は、動物と同じように仕組みは異なるが「免疫機構」を構築して病害虫と戦ってきた。
作物ではこの「免疫機構」が、育種の中で消滅した。
免疫システムに代わって化学農薬が開発され、ヒトが作物を護る農業になった。
ACT技術では、消滅したかに思われていた作物の免疫遺伝子が、
菌根菌と共生した時にのみ免疫関連の多くの遺伝子が「発現」することが、
遺伝子解析で明らかになった。
作物は、免疫遺伝子を捨てていなかったのである。
自生地では誰も消毒、農薬散布など行わない。
それでも…野生の植物は元気である。病害虫で絶滅などしない・・・。
田畑に植えた作物は病害虫の被害を受ける。
この謎は…菌根菌であった。
圃場には菌根菌は生息していない!
現在の農業が重要視している微生物は細菌・・・放線菌、バチルス菌、乳酸菌、光合成細菌・・・。
主役にする菌を間違えたのである。
地球には白色木材腐朽菌でありながら植物を助ける「菌根菌」に進化した子嚢菌、担子菌がいたのである。
人工培養が困難ということで、菌根菌を削除した農業科学の大きなミスである。
科学も所詮人間が行うもの。
研究にも流行がある。雨後のタケノコのような論文。
しかし、子嚢菌菌根菌、担子菌菌根菌菌の農業論文は非常に稀である。
そういうことで「完全無農薬栽培」は出来なかった。
1 菌根菌の直接的な葉圏での抗菌作用、抗虫作用による完全無農薬栽培
2 菌根菌の菌糸キチンがシグナル物質となり葉圏、根圏の病原菌を休眠、失活させることによる完全無農薬栽培。
3 菌根菌菌のシグナル物質が作物のゲノムに作用して、休眠している免疫関連遺伝子を発現、
させることによる植物免疫発現による完全無農薬栽培。
4 マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌産生するα-ピネン、多様な芳香成分の土壌蓄積、
空中への放散による害虫生息、侵入、定住防止による完全無農薬栽培
5 マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌のシロを圃場に再現することによる土壌病原菌生息防止による
完全無農薬栽培。
6 白トリュフTuber菌の土壌微生物不活性化による完全無農薬栽培。
7 菌根菌の菌糸キチンがシグナル物質となり葉圏に落下する病原菌空中浮遊胞子の発芽抑止による
完全無農薬栽培。
病原菌に対しては、二つの菌根菌の抗菌力は強大で病害は殆ど防止出来る。
問題は害虫である。
害虫の進化は多様、複雑で、植物と害虫(昆虫)の関係は、害虫にとっての作物はエサ出ることから、
生き残りかけた関係である。
完全無農薬栽培は、多様な害虫で挫折する場合が多い。
特にチョウ目のチョウ、蛾の幼虫の場合は、チョウは非常に進化した昆虫で、
α-ピネン、芳香成分が雨で流失し、芳香成分が消滅した「雨上がり」に圃場に飛来して産卵する。
この場合はACT栽培技術でも完全無農薬栽培は不可能となる。
しかし、このケースをACT栽培技術は想定して、「殺虫剤」に「ピュアドリーム」を混合して散布する。
害虫を殺した後に、速やかに殺虫剤の残留毒を分解清浄化することで、
完全無農薬栽培栽培と同じように安心安全な「農薬を含まない栽培」が出来る。
現在の日本には「農法」が30余ありますが、全ての農法では「細菌」を主役にしている。
細菌には菌根菌のような多様な特性を具備している菌は存在しない。
白色木材腐朽菌が地球に誕生したのが2億8千500万年前である。
その枯葉を分解する菌が、植物と共生して生きるように進化した。
相利共生‥・ギブ&テイクを考案した理由、動機は、過酷な地球環境の中で、
共に生き延びる…というものである。
ならば、農業が生き延びるには、菌根菌と農業が共生することである。
植物が選んだ進化の道を、農業は真似すれば・・・圃場を元の森林の生態環境にすれば、
完全無農薬栽培は可能である。
なぜなら、病害虫は人間と共生して生き延びてきた新参ものである。
それを防止するためにヒトは科学を過信して化学農薬で殺してきた。
このことが植物に「免疫遺伝子」を休眠させ、更に変異進化する病害菌、害虫を生む。
これを防止すために新しい農薬を開発・・・。
化学農薬、細菌を使用する慣行農法、有機農業では、今後も完全無農薬栽培は、
絶対に不可能である。
収穫を落とさないで完全無農薬栽培h究極に難しい栽培法であるが、
逆に、素直に菌根菌を使用して自然を圃場に再現すれば・・・容易である。
自然は持続可能が当たり前のシステムで行われている。
作物を菌根作物にして野生化し、免疫遺伝子を常にON状態にして置くことで完全無農薬栽培出来る。
圃場を菌根菌社会に改変することがACT技術の根幹技術である。
菌根菌と共生することで、植物は「耐暑性」「耐病性」「耐虫性」「耐寒性」「耐乾性」など獲得した。
「有機農業」の「根毛作物」では環境の変化に対応できないで生育不良となり減収する。
根毛は‥・菌根菌が生息していない土壌で生まれる根である。
植物は土壌環境によって根の形態、生態を変えて生きようとする。
根毛が植物の通常な根ではない!
このことが有機農業で減収する要因である。
圃場に「スマートコンポ DX」を投与すれば、短時間に無造作に菌根菌生息土壌となり、
作物の新しく伸る根は「菌根」となる。
根を作る遺伝子が、菌根のシグナルを感知し、根毛を作る遺伝子を休眠させ、
根毛のない菌根菌と共生する菌根を作る。
自然化では菌根菌が植物を操っている。これが共生の姿である。
慣行栽培では、ヒトが植物を操ってきた!
水耕栽培も同じである。水で発芽出来ない作物を、水に人為的に移動定植。
水耕栽培では食糧不足を防止出来ない。
この栽培こそ植物のエネルギー到達は光合成一つに依存する。
世界の農業を変えるのは「菌根菌」である。
ご理解いただけたと思っております。
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